梅雨明けの週末ですが、新コロナの感染拡大の影響もあり、なるべく近場で日帰りで行けるところへ。
『東京起点の沢』など見て、三ッ星かつアプローチも近い沢で、まだ行ったことのない「軍刀利沢」を登ってきました。

【場所】南秋川水系 矢沢 軍刀利沢
【日程】2020年8月2日(日)
【メンバー】ひろみさん、しも(記)

武蔵五日市駅から数馬行きのバスで向かい、南郷バス停で下車。
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他にも2パーティーが降りて、やはり結構人気ルートなんだな~と歩き出します。
梅雨も明けて、暑くなるかな~と思ってたら、結構涼しくて楽なんだけど良いのかどうか。

途中の駐車スペースと、ゲートまでは結構すぐで、1パーティー準備しているところを挨拶して通り過ぎます。
これだけ近ければ、電車とバスを利用したほうがいろいろ選択肢が広がって良さそう。(帰りのビールとかね)

矢沢林道を歩いて、軍刀利沢との出合で装備を身に着けて入渓。
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ゴルジュなど楽しめます。
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先行パーティーは、フランス・アメリカ・オーストラリア出身というメンバーで、沢に詳しくてジャバジャバ水につかりながら楽しんでる。
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ここも、苔がきれい。
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程よい小滝が続いて飽きさせません。
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この大滝も登れるらしいのだけど、ちょっと無理と左岸を巻きます。
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この滝も、右岸を巻きました。彼らは巻かずに楽しんで登ってました。
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この滝は右岸というか、左側を登って、途中0.75のカムを一応決めて、出たところで、小さめのカムで支点をとったのだけど、彼らは悪そうな右側にトライ。
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ここは腰まで水に浸かって進みます。
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美しい滝が続きます。
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フィックスロープのある右側を登ります。
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苔が美しく、紅葉の時期も良いかも。
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だんだんと水量が減ってきて源頭へ近づいている。

水流が無くなってきたあたりで、沢靴を脱いでアプローチシューズに履き替え。
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そこからすぐで稜線手前のちょっと傾斜が強くなる場所へ。
ここから踏み跡のある右側(上川乗方面)へと向かったのですが、まっすぐか左に向かうと三国峠にドーンと出ることができて楽しいかも。

三国峠では、展望はあまりないけど、ベンチで食事をしたり、ちょうど東京・山梨・神奈川の県境なので、それぞれの方面からちらほら登山者が行きかっています。(人数は多くないけど…)

あとはのんびり関東ふれあいの道を上川乗方面へ下ります。
少し歩くと軍刀利神社元社へ。
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そういえば、先日のシダクラ沢も関東ふれあいの道から入渓したな~と調べてみました。

東京都環境局 東京の自然公園 関東ふれあいの道
関東の1都6県で整備されているんですね。
今回歩いたのはこちらの「富士見のみち」の三国峠から浅間峠のあいだでしたが、木陰が続いて涼しく、浅間峠は不思議な冷気を感じるほど。
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バスの時間に余裕を持っていたつもりが、結構最後は早歩きで上川乗のバス停へ。

瀬音の湯で汗を流して、秋川の地酒「喜正」で一杯やりながら帰るのでした。

~おまけ~
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トマトのようなキノコ
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なんていう花なんでしょうかね~
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カブトムシ探しながら歩いてたんですが、カミキリムシがいました。

参考までタイムスケジュールです
7:10 武蔵五日市駅発のバスで出発
7:48 南郷バス停到着
8:40 入渓点に到着
9:00 入渓
11:30 三国峠
11:45 軍刀利神社元社
12:55 浅間峠
13:25 上川乗バス停

30mダブルロープ使用